カイノの歩みとこれから
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カイノの歩みとこれから

2021.02.15

漁具や船具の販売からスタートした当社

漁具や船具、船舶機械の販売を行っていた愛媛にある企業の宮崎の出先として当社の前身は誕生しました。愛媛の方が業績が悪化し、倒産。昭和32年、独立する形で、先代が宮崎で会社を設立。

引き続き、漁具や船具、船舶機械の販売を手がけておりました。昭和35年、「船舶の塗料も扱って欲しい」との漁師の方の要望を受け、塗料の販売を開始します。

そこから建築塗料や車両塗料など、取り扱い塗料を拡大していきました。

初代社長の娘との結婚。事業へ参画

昭和44年、私は先代の娘と結婚し、当社の事業に参画することとなりました。元々銀行の経理として働いており、営業の経験はゼロ。苦労することも多かったですね。営業先に向かうのに、方向が分からず戸惑うことも多かったんですよ。カーナビのない時代でしたので、山の中で無線を使ってやりとりすることもありました。それがポケベルに代わり、携帯電話に代わり。時代も変わっていきましたね。

塗料部門を分離、株式会社カイノ塗料を設立

昭和48年、漁具販売と塗料とが区別して管理することが難しくなってきたため、塗料部門を分離させ、別会社として独立させることとなりました。ここからより一層、塗料のプロフェッショナルとして、塗料販売を極めていきます。

昭和の終わり頃、60年代には、一時期日曜大工向けの販売店をやっていた時期もあったんです。個人のお客様に向けても、調色作業をしてカスタマイズした塗料を提供していました。時代の流れと共にこのスタイルは閉じてしまったのですが、今でも当時の個人のお客様が自分で塗りたいからと言っていらっしゃることもあるんですよ。

「社員」と「アフターフォロー」が大きな強み

当社には「15歳で入社し、65歳で退職した社員」もいるんです。入社当時は、自転車に塗料を載せて回っていたりもしていました。人生の大部分を当社で過ごしてくれる人材がいることは、非常に誇らしいことです。長くいるということは、その分スキルや経験も積み上げられているということ。そんな「社員」が一つの大きな当社の強みです。家族のように大事にしていきたいと思っています。

社会の変化に伴い、価格競争も激しい市場で、当社はあえて安さでは勝負していません。スキルや経験値を持った「社員」が実際に現場に出向き、調色し、「アフターフォロー」までシームレスに行う。そこが大きな他社との違いであり、強みだと思っています。

量販店も増え、消費者のニーズも多様化している今。当社ならではの強みを大事にしながら、社員みんなを大事にできる企業であり続けたいですね。