DIYで外壁塗装
お家の外壁などのしっかり塗装をお考えの方に向けて、失敗しないための道具選び ~ 外壁塗装の手順、各作業時のポイントなどをご紹介いたします。
Tool selection
外壁塗装をDIYペイントするのに必要な道具には...
- 01.洗浄機塗装面を洗浄し綺麗にする必要があります。(リース機あります)
- 02.脚立高所作業になる場合に必要となります。(リースあります)
- 03.サンドペーパー鉄部や木部塗装の下地調整に使用します。
- 04.マスキング塗装の際、塗る場所と塗らない場所を分けるために使用します。
- 05.刷毛・ローラー塗装するために必要となります。
- 06.塗料お好きな色を選定し、イメージに合った塗料を選びます。
Painting procedure
01洗浄
01洗 浄
塗装したい面(壁、屋根等)を綺麗に洗浄します。
高所作業時には、安全に十分注意して作業を行って下さい。
綺麗に洗浄した後、しっかりと乾燥を待って、次の工程に進みます。
02マスキング
02マスキング
- 補修前のマスキング
補修箇所以外に補修材がつかないようにします。 - 塗装前のマスキング
- 塗装面以外に塗料がつかないようにします。
03下地調整
03下地調整
ひび割れている箇所の補修や、劣化した古い塗装(塗膜)をはがします。
※現在の塗膜が健全な場合はそのまま塗装できます。
ひび割れ箇所や、シーリングに割れや隙いている場合は、シーリング材を使用して補修します。
また、古い塗装(塗膜)は、サンドペーパーなどで取り除くことを忘れないようにしましょう。
この工程での処理が、後々の耐用年数などに大きな影響を与えます。
04下塗り
04下塗り
下地と塗料の付着性を高めるための下塗りが必要となります。
下塗りに使用する材料は「シーラー」や「プライマー」「フィラー」「サフェーサー」などがあります。
※選定につきましては弊社へご相談ください。
05塗装
05塗 装
仕上げの塗装は、一度に厚く塗装してしまうとひび割れや硬化後の剥がれの原因となることがあります。また広い面から塗装するのではなく、塗りにくい部分(マスキングしている箇所や凹凸がある部分等)から塗っていくようにしましょう。
また、仕上げ塗り(重ね塗り)をする際には、最初に塗った塗装面が完全に乾いていることを確認してから塗りをします。
Repainting time & Cost
塗料における耐用年数(次回塗替え時期)によって、材料代が変わりますが、その他の費用は変わりません。
良い塗料を使うことにより、次回塗替えまでの周期を長くすることができるので、ライフサイクルコストを長期に設定できます。
塗る場所や、持たせたい機能・性能により選定する塗料は変わりますのでプロへお任せ、相談することをおすすめいたします。
各塗料の耐用年数と次回の塗り替え時期の目安
外壁塗装工事におけるコスト比率
Type of paint
おススメ塗料
キクスイガイナ(断熱・遮熱・高機能・長持ち)
『断熱性』と『遮熱性』に優れた塗料で、暑さ対策や冷暖房費のコストダウンはもちろんですが結露の対策にもなります。
西日対策としてご自宅の西側・南側に塗ると、その性能に驚かれると思います。
パーフェクトトップ(高機能・長持ち・塗り易い)
シリコングレードの塗料を超える優れた塗料です。
また、ポリマーハイブリッド効果により塗り易く、飛散の少ない塗料です。
1液ファインウレタン(鉄部・木部・外壁・オールマイティー)
鉛などの金属を含まないため、環境に優しい塗料です。
外壁・鉄部・木部と、様々目的に合わせた使い方ができ、耐久性にも優れています。
Merit & Demerit
DIYで外壁塗装をする際のメリット、デメリットをご紹介いたします。
メリット
- 価格を抑えられる
- 自分好みに塗ることが出来る
- 失敗しても自己責任で納得、やり直しが出来る
- 業者を選定する必要がない
- 自分で施工した満足感を得ることが出来る
デメリット
- 失敗する可能性が高い
- 完成するまで根気が必要
- 塗料本来の効果が発揮できない可能性が高くなる
- 危険を伴う場合がある
(施工時や塗料の取扱い時における安全性の確保)